個人の邸宅が公園になっている場合もあるの?

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更新日:2015年11月02日

個人の邸宅が公園になっている場合もあるの?

公園の中には、個人の邸宅やその跡地がそのまま公園になっているものがあります。いったいどのような公園なのでしょうか。

個人の邸宅が公園になる経緯とは?

江戸川乱歩や横溝正史などの小説を読んでいると、「洋館」という言葉がよく出てきます。明治から昭和の初期にかけて、西洋の影響を受けた洋館が日本全国に建てられました。その大部分は戦争の時の空襲や老朽化で失われてしまいましたが、ごく一部は現代まで残されています。

そんな邸宅を受け継いだ方が、自治体に土地ごと建物を寄付したり、相続税の物納という形で収めたりします。自治体に権利が移ったあと、公園として住民に開放されることがあるのです。

個人の邸宅が残っている公園はどこにある?

では、個人の邸宅が公開されている公園の一部をご紹介しましょう

●駒場公園(旧前田邸) (東京都目黒区駒場)
旧加賀藩主の前田家の第16代当主・前田利為侯爵の邸宅だった洋館。昭和初期に建てられた洋館と日本家屋が残され、国の重要文化財に指定されています。

●大磯城山公園 (神奈川県大磯町)
昭和期の政治家で元総理大臣の吉田茂が、生涯をすごした邸宅が保存されています。現在は邸宅自体は取り壊され、整備が進められていますが、吉田茂が愛した日本庭園や門などはそのままで、自由に見学することができます。

●旧岩崎邸庭園 (東京都台東区)
三菱の創業者・岩崎弥太郎の本邸の一部が残されています。季節ごとに様々なイベントが開かれ、多くの人々の憩いの場になっています。

●ねむの木の庭 (東京都品川区)
美智子皇后陛下の生家・旧正田邸跡地に整備された公園です。ほかの公園に比べてこじんまりとしていますが、市民の憩いの場として地元の方に愛されています。

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