どうして城跡や遺跡が公園になるの?

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更新日:2015年09月28日

どうして城跡や遺跡が公園になるの?

遺跡や城跡は、なぜ公園になるのでしょうか。遺跡を遺跡として保存するわけにはいかないのでしょうか?

遺跡の保持にはお金がかかる

城跡やかつての貴族・豪族の住居跡、古墳などは、とても貴重なもののように感じられますが、実はそれほど珍しくないのです。日本にどれくらいの遺跡数があるのかというと、2013年3月文化庁発表の最新データによると46万5021か所もあるのです。

遺跡の中には、今までの常識を覆すような素晴らしい遺物が発見される場合もあり、そのような遺跡は現状のまま保存されますが、それにはとてもお金がかかります。日本中で発掘される遺跡すべてをそのまま保存していればお金がいくらあっても足りませんし、私たちが生活する土地が限られてしまいます。

遺跡を公園にするメリットとは?

遺跡が発掘された場合、まずは一通り調査が行われます。その後は遺跡の重要度により、そのまま埋め戻されるか、保存されるかが決まりますが、上記したように遺跡の保存にはとてもお金がかかるのです。

自治体としても気安く許可は出せませんが、地域の歴史に深くかかわるような重要な遺跡の場合は取り壊してしまうのももったいないですよね。「それほど重要ではないけれど、何とか保存したい遺跡」を「公園」という形で自治体が管理をすると、遺跡そのものの原形はなくなってしまうかもしれませんが、ある程度手を加えながら保存できる部分もあります。

つまり、遺跡をそのまま保存するよりも、ずっと安く「ここにこのようなものがありました」という事実を広く長く伝えることができるのです。また、地域の人たちの憩いの場として活用することもできるのです。

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